." Copyright (c) 2005, 2011, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. ." .TH xjc 1 "05 Jul 2012" .LP .SH "名前" xjc \- XMLバインドのためのJava(tm)アーキテクチャ .br バインディング・コンパイラ .LP .LP \f3仕様バージョン:\fP 2.1 .br \f3リファレンス実装(RI)バージョン:\fP 2.1.3 .LP .SH "xjcの起動" .LP .LP バインディング・コンパイラを起動するには、使用するプラットフォームに応じた\f2bin\fPディレクトリ内の\f2xjc\fPシェル・スクリプトを使用します。また、バインディング・コンパイラを実行するためのAntタスクも用意されています。 .na \f2XJC Antタスクの使用\fP @ .fi https://jaxb.dev.java.net/nonav/2.1.3/docs/xjcTask.htmlの手順を参照してください。 .LP .LP \f2% xjc \-help\fP .LP .SS 出力 .LP .nf \f3 .fl Usage: xjc [\-options ...] ... [\-b ] ... .fl If dir is specified, all schema files in it will be compiled. .fl If jar is specified, /META\-INF/sun\-jaxb.episode binding file will be compiled. .fl Options: .fl \-nv : do not perform strict validation of the input schema(s) .fl \-extension : allow vendor extensions \- do not strictly follow the Compatibility Rules and App E.2 from the JAXB Spec .fl \-b : specify external bindings files (each must have its own \-b); if a directory is given, **/*.xjb is searched .fl \-d : generated files will go into this directory .fl \-p : specifies the target package .fl \-httpproxy : set HTTP/HTTPS proxy; format is [user[:password]@]proxyHost:proxyPort .fl \-httpproxyfile : works like \-httpproxy but takes the argument in a file to protect password .fl \-classpath : specify where to find user class files .fl \-catalog : specify catalog files to resolve external entity references; support TR9401, XCatalog, and OASIS XML Catalog format .fl \-readOnly : generated files will be in read\-only mode .fl \-npa : suppress generation of package level annotations (**/package\-info.java) .fl \-no\-header : suppress generation of a file header with timestamp .fl \-target 2.0 : behave like XJC 2.0 and generate code that doesnt use any 2.1 features .fl \-xmlschema : treat input as W3C XML Schema (default) .fl \-relaxng : treat input as RELAX NG (experimental,unsupported) .fl \-relaxng\-compact : treat input as RELAX NG compact syntax (experimental,unsupported) .fl \-dtd : treat input as XML DTD (experimental,unsupported) .fl \-wsdl : treat input as WSDL and compile schemas inside it (experimental,unsupported) .fl \-verbose : be extra verbose .fl \-quiet : suppress compiler output .fl \-help : display this help message .fl \-version : display version information .fl .fl .fl Extensions: .fl \-Xlocator : enable source location support for generated code .fl \-Xsync\-methods : generate accessor methods with the 'synchronized' keyword .fl \-mark\-generated : mark the generated code as @javax.annotation.Generated .fl \-episode : generate the episode file for separate compilation .fl \fP .fi .LP .SH "オプション" .LP .RS 3 .TP 3 \-nv デフォルトでは、XJCバインディング・コンパイラは、ソース・スキーマを処理する前に厳密な検証を実行します。このオプションを使用すると、厳密なスキーマ検証か無効になります。これは、バインディング・コンパイラが検証を一切実行しないということではありません。より厳密でない検証を実行するということです。 .TP 3 \-extension デフォルトでは、XJCバインディング・コンパイラは、JAXB仕様のCompatibilityの章で説明されているルールを厳密に強制します。付録E.2には、JAXB v1.0で完全にはサポートされていない一連のW3C XMLスキーマ機能が定義されています。場合によっては、このスイッチで有効になる「\-extension」モードでそれらの機能が使用できる場合があります。また、デフォルトの厳密なモードでは、仕様に定義されているバインディング・カスタマイズのみが使用できます。「\-extension」スイッチを指定すれば、JAXB Vendor Extensionを使用できます。 .TP 3 \-b 処理する外部バインディング・ファイルを1つまたは複数指定します。(バインディング・ファイルごとに\f2「\-b」\fPスイッチを指定する必要があります。)外部バインディング・ファイルの構文は非常に柔軟です。複数のスキーマのカスタマイズが含まれる1つのバインディング・ファイルを使用したり、それらのカスタマイズを複数のバインディング・ファイルに分割したりできます。次に例を示します。\f2xjc schema1.xsd schema2.xsd schema3.xsd \-b bindings123.xjb\fP .br \f2xjc schema1.xsd schema2.xsd schema3.xsd \-b bindings1.xjb \-b bindings2.xjb \-b bindings3.xjb\fPまた、コマンドラインにスキーマ・ファイルとバインディング・ファイルを指定する順番は任意です。 .TP 3 \-d デフォルトでは、XJCバインディング・コンパイラは、Javaコンテンツ・クラスを現在のディレクトリに生成します。このオプションを使用すると、代替出力ディレクトリを指定できます。出力ディレクトリはあらかじめ存在している必要があります。XJCバインディング・コンパイラは、このディレクトリを自動的に作成しません。 .TP 3 \-p このコマンドライン・オプション経由でターゲット・パッケージを指定した場合、その指定内容は、パッケージ名に対するすべてのバインディング・カスタマイズや、仕様で規定されているデフォルトのパッケージ名アルゴリズムよりも優先されます。 .TP 3 \-httpproxy HTTP/HTTPSプロキシを指定します。形式は[user[:password]@]proxyHost[:proxyPort]です。従来の\f2\-host\fPおよび\f2\-port\fPは、下位互換性のためにリファレンス実装(RI)ではサポートされていますが、推奨されなくなりました。このオプションで指定されたパスワードは、\f2top\fPコマンドを使用するユーザーなど、他のユーザーが表示できる引数であることに注意してください。セキュリティを高めるには、次の\f2\-httpproxyfile\fPを使用してください。 .TP 3 \-httpproxyfile HTTP/HTTPSプロキシをファイル経由で指定します。形式は前述のものと同じですが、このファイル内に指定されたパスワードを他のユーザーが表示することはできません。 .TP 3 \-classpath \f2\fPおよび\f2\fPカスタマイズが使用するクライアント・アプリケーションのクラス・ファイルの検索場所を指定します。 .TP 3 \-catalog 外部エンティティ参照を解決するカタログ・ファイルを指定します。TR9401、XCatalogおよびOASIS XML Catalog形式がサポートされます。詳細は、XML Entity and URI Resolversのドキュメントを参照するか、\f2catalog\-resolver\fPサンプル・アプリケーションを調べてください。 .TP 3 \-readOnly デフォルトでは、XJCバインディング・コンパイラは、生成するJavaソース・ファイルを書込みから保護しません。このオプションを使用すると、XJCバインディング・コンパイラは生成されるJavaソースを強制的に読取り専用にします。 .TP 3 \-npa パッケージ・レベルの注釈を**/package\-info.javaに生成することを抑制します。このスイッチを使用して生成するコードでは、これらの注釈が他の生成済みクラスに内部化されます。 .TP 3 \-no\-header 多少のメモとタイムスタンプを含むファイル・ヘッダー・コメントの生成を抑制します。これを使用すると、生成されたコードでdiffを使用しやすくなります。 .TP 3 \-target 2.0 JAXB 2.1機能に依存するコードを生成しないようにします。これにより、生成されたコードをJAXB 2.0ランタイム(JavaSE 6など)で実行できるようになります。 .TP 3 \-xmlschema 入力スキーマをW3C XMLスキーマとして扱います(デフォルト)。このスイッチを指定しなくても、入力スキーマはW3C XMLスキーマと見なされます。 .TP 3 \-relaxng 入力スキーマをRELAX NGとして扱います(試験的、未サポート)。RELAX NGスキーマのサポートはJAXB Vendor Extensionとして提供されています。 .TP 3 \-relaxng\-compact 入力スキーマをRELAX NG圧縮構文として処理します(試験的、未サポート)。RELAX NGスキーマのサポートはJAXB Vendor Extensionとして提供されています。 .TP 3 \-dtd 入力スキーマをXML DTDとして扱います(試験的、未サポート)。RELAX NGスキーマのサポートはJAXB Vendor Extensionとして提供されています。 .TP 3 \-wsdl 入力をWSDLとして扱い、その内部のスキーマをコンパイルします(試験的、未サポート)。 .TP 3 \-quiet 進捗情報や警告など、コンパイラの出力を抑制します。 .TP 3 \-verbose 情報メッセージを出力したり特定のエラー発生時にスタック・トレースを表示したりするなど、きわめて冗長になります。 .TP 3 \-help コンパイラ・スイッチの概要を表示します。 .TP 3 \-version コンパイラのバージョン情報を表示します。 .TP 3 コンパイル対象となる1つまたは複数のスキーマ・ファイルを指定します。ユーザーがディレクトリを指定した場合、xjcはそのディレクトリを走査し、そこで見つかったすべてのスキーマ・ファイルをコンパイルします。 .RE .LP .SS 非標準のコマンドライン・オプション .LP .RS 3 .TP 3 \-Xlocator 生成されたコードでは、非整列化の後にJava Beanインスタンスに含まれるソースXMLに関するSAX Locator情報が公開されます。 .TP 3 \-Xsync\-methods 生成されたすべてのメソッド・シグニチャに\f2synchronized\fPキーワードが含められます。 .TP 3 \-mark\-generated 生成されたコードに注釈\f2@javax.annotation.Generated\fPを付けます。 .TP 3 \-episode コンパイルごとに指定されたエピソード・ファイルを生成します。 .RE .LP .SS 非推奨コマンドライン・オプションおよび削除されたコマンドライン・オプション .LP .RS 3 .TP 3 \-host & \-port これらのオプションは非推奨となり、\f3\-httpproxy\fPオプションで置き換えられました。これらのオプションは、下位互換性を確保する目的で引続きサポートされますが、ドキュメントには記載されず、将来のリリースで削除される可能性もあります。 .TP 3 \-use\-runtime JAXB 2.0仕様では、移植性のあるランタイムが定義されたため、JAXB RIが**/impl/runtimeパッケージを生成する必要がなくなりました。このため、このスイッチは不要となり、削除されました。 .TP 3 \-source \-source互換性スイッチは、JAXB 2.0の最初のEarly Access版で導入されました。このスイッチは、JAXB 2.0の今後のリリースから削除されることになりました。1.0.xコードを生成する必要がある場合は、1.0.xコードベースのインストールを使用してください。 .RE .LP .SS コンパイラの制限 .LP .LP 通常は、関連するすべてのスキーマを、同じバインディング・コンパイラ・スイッチを指定して1つの単位としてコンパイルするのが最も安全です。 .LP .LP xjcを実行するときは、次に示す制限に注意してください。これらの問題のほとんどは、xjcを何度か呼び出して複数のスキーマをコンパイルする場合にのみ当てはまります。 .LP .RS 3 .TP 2 o 複数のスキーマを同時にコンパイルする場合は、ターゲットのJavaパッケージ名に次の優先順位のルールが適用されることに注意してください。 .RS 3 .TP 3 1. 「\f2\-p\fP」コマンドライン・オプションが最も優先されます。 .TP 3 2. <\f2jaxb:package\fP>のカスタマイズ .TP 3 3. \f2targetNamespace\fPが宣言されている場合は、仕様に定義されている\f2targetNamespace\fP \-> Javaパッケージ名のアルゴリズムを適用します。 .TP 3 4. \f2targetNamespace\fPが宣言されていない場合は、「generated」という名前のハードコードされたパッケージを使用します。 .RE .TP 2 o 名前空間ごとに複数の<\f2jaxb:schemaBindings\fP>を持つことは不正です。このため、1つのターゲット名前空間内の2つのスキーマを異なるJavaパッケージにコンパイルすることはできません。 .TP 2 o 1つのJavaパッケージにコンパイルされるすべてのスキーマは、XJCバインディング・コンパイラに同時に送信する必要があります。個別にコンパイルすることはできず、予期したとおりに動作しません。 .TP 2 o 複数のスキーマ・ファイルにまたがる要素置換グループは、同時にコンパイルする必要があります。 .RE .LP .SH "関連項目" .LP .RS 3 .TP 2 o バインディング・コンパイラ(XJC)の実行: [ .na \f2コマンドラインの命令\fP @ .fi https://jaxb.dev.java.net/nonav/2.1.3/docs/xjc.html、 .na \f2XJC Antタスクの使用\fP @ .fi https://jaxb.dev.java.net/nonav/2.1.3/docs/xjcTask.html] .TP 2 o .na \f2XMLバインドのためのJavaアーキテクチャ(JAXB)\fP @ .fi http://docs.oracle.com/javase/7/docs/technotes/guides/xml/jaxb/index.html .RE .LP