." Copyright (c) 2006, 2011, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. ." .TH jhat 1 "05 Jul 2012" .LP .SH "名前" jhat \- Javaヒープ解析ツール .LP .RS 3 .TP 2 o 形式 .TP 2 o パラメータ .TP 2 o 説明 .TP 2 o オプション .TP 2 o 関連項目 .RE .LP .SH "形式" .LP .nf \f3 .fl \fP\f3jhat\fP [ \f2options\fP ] .fl .fl .fi .LP .SH "パラメータ" .LP .RS 3 .TP 3 options オプションを使用する場合、コマンド名の直後に記述してください。 .TP 3 heap\-dump\-file ブラウズ対象となるJavaバイナリ・ヒープ・ダンプ・ファイル。複数のヒープ・ダンプを含むダンプ・ファイルの場合、「foo.hprof#3」のようにファイル名の後に「#」を付加することで、ファイル内の特定のダンプを指定できます。 .RE .LP .SH "説明" .LP .LP \f3jhat\fPコマンドは、javaヒープ・ダンプ・ファイルを解析し、Webサーバーを起動します。jhatを使用すれば、使い慣れたWebブラウザを使用してヒープ・ダンプをブラウズできます。jhatは、「既知のクラス「Foo」のすべてのインスタンスを表示する」といった、事前に設計されたクエリーの他、ヒープ・ダンプをクエリーするSQLに似たクエリー言語である\f3OQL\fP(\f3O\fPbject\f3Q\fPuery\f3L\fPanguage)もサポートします。OQLのヘルプには、jhatによって表示されるOQLヘルプ・ページからアクセスできます。デフォルト・ポートを使用する場合、OQLのヘルプはhttp://localhost:7000/oqlhelp/で利用可能です。 .LP .LP Javaのヒープ・ダンプを生成するには、次のいくつかの方法があります。 .LP .RS 3 .TP 2 o jmap(1)の\-dumpオプションを使用して実行時にヒープ・ダンプを取得する方法 .TP 2 o jconsole(1)のオプションを使用して .na \f2HotSpotDiagnosticMXBean\fP @ .fi http://docs.oracle.com/javase/7/docs/jre/api/management/extension/com/sun/management/HotSpotDiagnosticMXBean.html経由で実行時にヒープ・ダンプを取得する方法 .TP 2 o \-XX:+HeapDumpOnOutOfMemoryError VMオプションを指定して、OutOfMemoryErrorのスロー時にヒープ・ダンプを生成する方法 .TP 2 o hprofを使用する方法 .RE .LP .LP \f3注意:\fP このツールは\f3試験的なもの\fPであり、将来のJDKのバージョンでは利用\f3できなくなる\fP可能性があります。 .LP .SH "オプション" .LP .RS 3 .TP 3 \-stack false/true オブジェクト割当呼出しスタックの追跡を無効にします。ヒープ・ダンプ内で割当サイト情報が使用できない場合、このフラグをfalseに設定する必要があります。デフォルトはtrueです。 .TP 3 \-refs false/true オブジェクトへの参照の追跡を無効にします。デフォルトはtrueです。デフォルトでは、ヒープ内のすべてのオブジェクトについて、バックポインタ(指定されたオブジェクトをポイントしているオブジェクト。参照者または受信参照とも呼ばれる)が計算されます。 .TP 3 \-port port\-number jhatのHTTPサーバーのポートを設定します。デフォルトは7000です。 .TP 3 \-exclude exclude\-file 「到達可能なオブジェクト」のクエリーから除外する必要があるデータ・メンバーの一覧を含むファイルを指定します。たとえば、このファイルに\f2java.lang.String.value\fPが含まれていた場合、特定のオブジェクト「o」から到達可能なオブジェクトのリストを計算する際に、\f2java.lang.String.value\fPフィールドに関連する参照パスが考慮されなくなります。 .TP 3 \-baseline baseline\-dump\-file ベースラインとなるヒープ・ダンプを指定します。両方のヒープ・ダンプ内で同じオブジェクトIDを持つオブジェクトは「新規ではない」としてマークされます。その他のオブジェクトは「新規」としてマークされます。これは、異なる2つのヒープ・ダンプを比較する際に役立ちます。 .TP 3 \-debug int このツールのデバッグ・レベルを設定します。0は「デバッグ出力なし」を意味します。より大きな値を設定すると、より冗長なモードになります。 .TP 3 \-version バージョン番号を報告したあと、終了します。 .TP 3 \-h ヘルプ・メッセージを出力して終了します。 .TP 3 \-help ヘルプ・メッセージを出力して終了します。 .TP 3 \-J jhatが実行されているJava仮想マシンにを渡します。たとえば、512Mバイトの最大ヒープ・サイズを使用するには、\-J\-Xmx512mとします。 .RE .LP .SH "関連項目" .LP .RS 3 .TP 2 o jmap(1) .TP 2 o jconsole(1) .TP 2 o hprof \- ヒープおよびCPUプロファイリング・ツール .RE .LP