." Copyright (c) 2006, 2011, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. ." .TH jrunscript 1 "05 Jul 2012" .LP .SH "名前" jrunscript \- コマンドライン・スクリプト・シェル .LP .RS 3 .TP 2 o 形式 .TP 2 o パラメータ .TP 2 o 説明 .TP 2 o オプション .TP 2 o 引数 .TP 2 o 例 .TP 2 o 関連項目 .RE .LP .SH "形式" .LP .nf \f3 .fl \fP\f3jrunscript\fP [ \f2options\fP ] [ arguments... ] .fl .fi .LP .SH "パラメータ" .LP .RS 3 .TP 3 options オプションを使用する場合、コマンド名の直後に記述してください。 .TP 3 arguments 引数を使用する場合、オプションまたはコマンド名の直後に記述してください。 .RE .LP .SH "説明" .LP .LP \f3jrunscript\fPはコマンドライン・スクリプト・シェルです。jrunscriptは、対話型(読取り\-評価\-出力)モードとバッチ(\-fオプション)モードの両方のスクリプト実行をサポートします。これはスクリプト言語に依存しないシェルです。デフォルトの使用言語はJavaScriptですが、\-lオプションを使用すれば他の言語も指定できます。jrunscriptは、Javaとスクリプト言語との通信によって「探求的なプログラミング」スタイルをサポートします。 .LP .LP \f3注意:\fP このツールは\f3試験的なもの\fPであり、将来のJDKのバージョンでは利用\f3できなくなる\fP可能性があります。 .LP .SH "オプション" .LP .RS 3 .TP 3 \-classpath path スクリプトからのアクセス対象となるユーザーの .classファイルの検索場所を指定します。 .TP 3 \-cp path \-classpath\f2path\fPと同義です。 .TP 3 \-Dname=value Javaのシステム・プロパティを設定します。 .TP 3 \-J jrunscriptが実行されているJava仮想マシンにを直接渡します。 .TP 3 \-l language 指定されたスクリプト言語を使用します。デフォルトではJavaScriptが使用されます。他のスクリプト言語を使用するには、\-cpまたは\-classpathオプションを使用して、対応するスクリプト・エンジンのJARファイルも指定する必要があります。 .TP 3 \-e script 指定されたスクリプトを評価します。このオプションを使用すれば、コマンドラインにすべてが指定された「1行」スクリプトを実行できます。 .TP 3 \-encoding encoding スクリプト・ファイルの読取り時に使用する文字エンコーディングを指定します。 .TP 3 \-f script\-file 指定されたスクリプト・ファイルを評価します(バッチ・モード)。 .TP 3 \-f \- 標準入力からスクリプトを読取り、それを評価します(対話型モード)。 .TP 3 \-help\ ヘルプ・メッセージを出力して終了します。 .TP 3 \-?\ ヘルプ・メッセージを出力して終了します。 .TP 3 \-q\ 利用可能なすべてのスクリプト・エンジンを一覧表示したあと、終了します。 .RE .LP .SH "引数" .LP .LP [arguments...]が存在していて、かつ\f3\-e\fP、\f3\-f\fPのいずれのオプションも使用されなかった場合、最初の引数がスクリプト・ファイルとなり、他の引数が存在する場合はスクリプト引数として渡されます。[arguments..]と、\f3\-e\fPまたは\f3\-f\fPが使用されている場合、すべての[arguments..]がスクリプト引数として渡されます。[arguments..]、\f3\-e\fP、\f3\-f\fPがどれも存在しなかった場合は、対話型モードが使用されます。スクリプトからスクリプト引数を使用するには、「arguments」という名前のString配列型のエンジン変数を使用します。 .LP .SH "例" .LP .SS インライン・スクリプトの実行 .LP .nf \f3 .fl jrunscript \-e "print('hello world')" .fl jrunscript \-e "cat('http://www.example.com')" .fl \fP .fi .LP .SS 指定された言語の使用および指定されたスクリプト・ファイルの評価 .LP .nf \f3 .fl jrunscript \-l js \-f test.js .fl \fP .fi .LP .SS 対話型モード .LP .nf \f3 .fl jrunscript .fl js> print('Hello World\\n'); .fl Hello World .fl js> 34 + 55 .fl 89.0 .fl js> t = new java.lang.Thread(function() { print('Hello World\\n'); }) .fl Thread[Thread\-0,5,main] .fl js> t.start() .fl js> Hello World .fl .fl js> .fl \fP .fi .LP .SS スクリプト引数を指定したスクリプト・ファイルの実行 .LP .nf \f3 .fl jrunscript test.js arg1 arg2 arg3 .fl \fP .fi .LP test.jsが実行対象となるスクリプト・ファイルであり、arg1、arg2およびarg3はスクリプト引数としてスクリプトに渡されます。スクリプトは「arguments」配列を使用してこれらにアクセスできます。 .SH "関連項目" .LP .LP JavaScriptが使用される場合、jrunscriptは、最初のユーザー定義スクリプトを評価する前に、いくつかの組込み関数や組込みオブジェクトを初期化します。これらのJavaScript組込み機能については、 .na \f2jsdocs\fP @ .fi http://docs.oracle.com/javase/7/docs/technotes/tools/share/jsdocs/allclasses\-noframe.htmlを参照してください。 .LP