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."
.TH jhat 1 "05 Jul 2012"

.LP
.SH "名前"
jhat \- Javaヒープ解析ツール
.LP
.RS 3
.TP 2
o
形式 
.TP 2
o
パラメータ 
.TP 2
o
説明 
.TP 2
o
オプション 
.TP 2
o
関連項目 
.RE

.LP
.SH "形式"
.LP
.nf
\f3
.fl
\fP\f3jhat\fP [ \f2options\fP ] <heap\-dump\-file>
.fl

.fl
.fi

.LP
.SH "パラメータ"
.LP
.RS 3
.TP 3
options 
オプションを使用する場合、コマンド名の直後に記述してください。 
.TP 3
heap\-dump\-file 
ブラウズ対象となるJavaバイナリ・ヒープ・ダンプ・ファイル。複数のヒープ・ダンプを含むダンプ・ファイルの場合、「foo.hprof#3」のようにファイル名の後に「#<number>」を付加することで、ファイル内の特定のダンプを指定できます。 
.RE

.LP
.SH "説明"
.LP
.LP
\f3jhat\fPコマンドは、javaヒープ・ダンプ・ファイルを解析し、Webサーバーを起動します。jhatを使用すれば、使い慣れたWebブラウザを使用してヒープ・ダンプをブラウズできます。jhatは、「既知のクラス「Foo」のすべてのインスタンスを表示する」といった、事前に設計されたクエリーの他、ヒープ・ダンプをクエリーするSQLに似たクエリー言語である\f3OQL\fP(\f3O\fPbject\f3Q\fPuery\f3L\fPanguage)もサポートします。OQLのヘルプには、jhatによって表示されるOQLヘルプ・ページからアクセスできます。デフォルト・ポートを使用する場合、OQLのヘルプはhttp://localhost:7000/oqlhelp/で利用可能です。
.LP
.LP
Javaのヒープ・ダンプを生成するには、次のいくつかの方法があります。
.LP
.RS 3
.TP 2
o
jmap(1)の\-dumpオプションを使用して実行時にヒープ・ダンプを取得する方法 
.TP 2
o
jconsole(1)のオプションを使用して
.na
\f2HotSpotDiagnosticMXBean\fP @
.fi
http://docs.oracle.com/javase/7/docs/jre/api/management/extension/com/sun/management/HotSpotDiagnosticMXBean.html経由で実行時にヒープ・ダンプを取得する方法 
.TP 2
o
\-XX:+HeapDumpOnOutOfMemoryError VMオプションを指定して、OutOfMemoryErrorのスロー時にヒープ・ダンプを生成する方法 
.TP 2
o
hprofを使用する方法 
.RE

.LP
.LP
\f3注意:\fP このツールは\f3試験的なもの\fPであり、将来のJDKのバージョンでは利用\f3できなくなる\fP可能性があります。
.LP
.SH "オプション"
.LP
.RS 3
.TP 3
\-stack false/true 
オブジェクト割当呼出しスタックの追跡を無効にします。ヒープ・ダンプ内で割当サイト情報が使用できない場合、このフラグをfalseに設定する必要があります。デフォルトはtrueです。 
.TP 3
\-refs false/true 
オブジェクトへの参照の追跡を無効にします。デフォルトはtrueです。デフォルトでは、ヒープ内のすべてのオブジェクトについて、バックポインタ(指定されたオブジェクトをポイントしているオブジェクト。参照者または受信参照とも呼ばれる)が計算されます。 
.TP 3
\-port port\-number 
jhatのHTTPサーバーのポートを設定します。デフォルトは7000です。 
.TP 3
\-exclude exclude\-file 
「到達可能なオブジェクト」のクエリーから除外する必要があるデータ・メンバーの一覧を含むファイルを指定します。たとえば、このファイルに\f2java.lang.String.value\fPが含まれていた場合、特定のオブジェクト「o」から到達可能なオブジェクトのリストを計算する際に、\f2java.lang.String.value\fPフィールドに関連する参照パスが考慮されなくなります。 
.TP 3
\-baseline baseline\-dump\-file 
ベースラインとなるヒープ・ダンプを指定します。両方のヒープ・ダンプ内で同じオブジェクトIDを持つオブジェクトは「新規ではない」としてマークされます。その他のオブジェクトは「新規」としてマークされます。これは、異なる2つのヒープ・ダンプを比較する際に役立ちます。 
.TP 3
\-debug int 
このツールのデバッグ・レベルを設定します。0は「デバッグ出力なし」を意味します。より大きな値を設定すると、より冗長なモードになります。 
.TP 3
\-version 
バージョン番号を報告したあと、終了します。 
.TP 3
\-h 
ヘルプ・メッセージを出力して終了します。 
.TP 3
\-help 
ヘルプ・メッセージを出力して終了します。 
.TP 3
\-J<flag> 
jhatが実行されているJava仮想マシンに<flag>を渡します。たとえば、512Mバイトの最大ヒープ・サイズを使用するには、\-J\-Xmx512mとします。 
.RE

.LP
.SH "関連項目"
.LP
.RS 3
.TP 2
o
jmap(1) 
.TP 2
o
jconsole(1) 
.TP 2
o
hprof \- ヒープおよびCPUプロファイリング・ツール 
.RE

.LP